診療内容

乳がん検診の対象と推奨頻度

検診内容について

当院の検診では、マンモグラフィ＋超音波検査＋診察(視触診)のセットでの受診をおすすめしています。
マンモグラフィと超音波(エコー)検査の両方を受けることで、発見率が約2倍に向上します。

マンモグラフィ(Fuji Film AMULET ELITE)

微細な石灰化や早期がんを高精細に描出。痛みの軽減機能も搭載。

• 従来より楽な姿勢で撮影でき、被ばく量の低減、検査時間の短縮、そして圧迫時の痛み軽減などが期待できる
• 高精細な画像とデジタル読影システムで、乳がんの発見精度が高い

超音波（エコー）検査装置（TOSHIBA Aplio300）

被ばくがなく、若い方・妊娠中の方にも安全に行える検査です。腫瘍などの性状をより正確に見極めることができます。

• 高画質デジタルシステムによって微細な変化も鮮明に描出

マンモグラフィ検査は女性技師が対応し、検査中の不安や痛みにも細やかに配慮しています。マンモグラフィ検査後は院長が画像をもとにエコー検査を行い、当日中に結果をわかりやすくご説明し、必要に応じて今後の対応をご案内します。

費用について

再診の方は医師の判断にて保険診療になります。また、当院は松山市乳がん個別検診(無料クーポン含む)指定医療機関です。詳細は、松山市ホームページをご確認ください。（TEL:089-911-1819）

検査の流れ

• 検査時間は30〜40分程度です。お忙しい方でもご負担なく受けていただけます。

step1：ご予約

まずはお電話にてご予約ください。 TEL：089-913-7007(※当日予約不可)

step2：受付・問診票のご記入

体調や症状・既往歴等を丁寧にお伺いします。

step3：画像検査(マンモグラフィ)

経験豊富な女性技師が担当し、痛みや不安をできるだけ軽減します。

step4：結果説明・今後のご案内

医師が画像を確認し、その場でわかりやすくご説明いたします。

乳腺診療とは

保険診療の対象となる方

以下のいずれかに当てはまる方は、保険診療の対象となります。

・しこりがある、乳房に痛みがある、乳頭分泌があるなどの自覚症状がある方
・検診などで精密検査を勧められた方
・乳腺疾患の診断を受けている方
・他院からの紹介状をお持ちの方

3割負担の方の場合、マンモグラフィ・超音波検査・診察(視触診)を合わせて約3,670円の自己負担額となります。(令和7年8月時点)

※妊娠中や授乳中の乳腺トラブルは、まずはかかりつけの産婦人科にご相談ください。
※自覚症状のない方は「乳がん検診(自費診療)」の項目をご覧ください。

当院で行う主な治療・処置

• 良性腫瘍(線維腺腫など)の経過観察、手術希望の場合の提携医療機関への紹介
• 乳腺炎・乳腺膿瘍の抗生剤治療・切開排膿
• 乳管拡張症や乳頭分泌への対応
• がんの疑いがある場合の病理検査・提携病院への紹介

当院では、必要に応じて松山赤十字病院・四国がんセンター・愛媛県立中央病院・愛媛大学医学部附属病院・松山市民病院など、基幹病院と連携し、スムーズに治療へ進める体制を整えています。

受診時のお願い

・健康保険証・お薬手帳をご持参ください。
・他院で検査を受けた方は、画像データや検査結果もお持ちください。
・妊娠中・授乳中の方は事前にお知らせください。

ご予約・お問い合わせは、お電話より承ります。（TEL：089-913-7007）

検査の流れ

step1：ご予約

まずはお電話にてご予約ください。 TEL：089-913-7007(※当日予約不可)

step2：問診・視触診

症状や経過を丁寧にお伺いし、乳房や乳頭の状態を確認します。必要に応じて、視触診後に画像検査を組み合わせます。

step3：マンモグラフィ検査(乳房X線撮影)

30歳以上で、妊娠・授乳中でない方を対象に実施します。女性技師が担当し、検査中の痛みや不安をできるだけ軽減できるよう配慮しています。

step4：超音波検査(乳腺エコー)

被ばくがないため、妊娠中や授乳中でも安全に受けていただけます。原則として、視触診とあわせて全例に行っています。

step5：穿刺細胞診(当日)・針生検(予約制)

視触診や画像診断で良性・悪性の判断が難しい場合は、細い針で細胞または組織を採取し、病理検査を行います。針生検は予約制で、再受診のうえ実施いたします。結果は約1〜2週間後に医師が改めてご説明いたします。

step6：結果説明・今後のご案内

画像や検査結果をもとに、医師がわかりやすく説明します。良性疾患の場合は経過観察、治療が必要な場合はその方に最適な方針をご提案します。